第五十五回(平成22年度)
 東京双松会総会・懇親会報告 

平成22年11月16日

 去る11月7日(日) 東京市ヶ谷の「私学会館(アルカデァ 市ヶ谷)」にて、第五十五回 東京双松会総会が開催された。昨年の総会を会再生の元年としたいと報告したが、今年から試行的に近畿双松会との相互交流も始まり、今年はさらに一層の拡大が期待された。当日は天候にも恵まれ、会場が変更になったにもかかわらず、120名を越える参加者を得て盛大に行われた。
出席者名簿

  総会は常松次郎さん(平5年卒)高野都美(さとみ)さん(平8年卒)の平成卒コンビの司会で始まった。冒頭、泉宏佳事務局長(昭38年卒、14期)から開会の辞に引き続き、新生東京双松会の活動報告が手短に報告された。

司会役の常松次郎さんと高野都美さん

泉事務局長の活動報告

  続いて上村桂一郎さん(昭26年卒、2期)さんからこの4月、会長職を引き継いだ石倉義朗さん(昭30年卒、6期)より旧役員諸氏に対する労いの言葉を添えて、新組織の下、各地の双松会との連絡を密にしながら、母校の更なる発展と東京双松会の活性化に力を注いで行きたいとの抱負が述べられた。

  今年は来賓に、母校松江北高から校長、地元松江の双松会からは会長、そして近畿双松会からも会長を迎えて、それぞれトップのご参加をいただくことができ、総会に一層の華やかさを添えることができた。

 来賓挨拶では勝部昌幸北高校長(昭45年卒、北高21期)から、「母校の今」としてまとめられた資料をもとに、年度行事と共に、各種大会の成果報告があり、質実剛健、文武両道の基本理念をバックに本年度のキーワードとして「夢 湧く」の説明があったが、一瞬、セピア色の昔を思い出した会員もいたことと思われる。

 続いて松江の双松会庄司肇(昭35年、11期)会長からは、前松本会長からの引継ぎ経過や現況の報告があり、来年11月19日(土)に予定されている創立135周年記念大会(於 ホテル一畑)のご案内があった。また、同窓会名簿の発行も予定されており、住所調査等会員諸氏の協力要請があった。

  今年度試行的に交流が始まった近畿双松会の押田良樹会長(昭35年卒、11期)からは、当会の組織改正に伴う会員の増加、会報の発行やHPの開設を祝うと共に、これを機に東西双松会の交流を深めて行きたいとの挨拶があった。

  会計報告は前島紀夫委員、監査報告は島村武宣委員(共に、昭38年、14期)から夫々報告があり、満場一致で承認された。

石倉新会長ご挨拶

勝部北高校高長先生ご挨拶

庄司双松会会長ご挨拶

押田近畿双会長ご挨拶

  このあとかってバレー部の雄として名をはせた石原道央会員(昭26卒、2期))の乾杯の音頭で、懇親会に入り、座は一気のに和んだ。

盛況の懇親会(その1)


盛況の懇親会(その2)

 懇親会が佳境に入ったところで、今年の部活報告の報告に入った。今年の部活報告は「バスケット部」。部のOB会である「芝蘭会(しらんかい)」から、来海泰保会員(昭34卒、10期)井上正教会員(昭34卒、10期)角田洋治会員(昭35年卒、11期)亀山博信会員(昭43年卒、19期)により、別配冊子を元に、かつての栄光のバスケット部の戦果についてお話を伺った。宿敵松江工業との戦いや、仙台(昭和33年)、熊本(昭和34年)、金沢(昭和42年)で開催されたインターハイでの全国の競合チームとの熾烈な戦い、まさに「栄光の松高バスケット部」という想いで聞かれた会員も多かったことと思われる。


来海会員による「栄光を誇ったバスケット部」の報告


松高バスケット部全盛時代に活躍された井上会員、角田会員、亀山会員のご三方
 
  このあと松江市に本拠を置く男子プロバスケットチーム、島根スサノオマジックの相談役を務めておられる亀山会員より、同チームカラーの青いTシャツ10着が抽選で配られ、同チームへの今後の活躍を約束された。

 以下に盛況を極めた懇親会の模様を紹介します。


 広い会場のあちこちに賑やかな集団が出来、宴もたけなわという中で、時間も迫り、最後に校歌の斉唱、そして記念写真撮影が行われ、3時間を越える総会は時間となった。閉会の辞は原副会長の挨拶で、また来年の再開を期して閉会となった。


平成卒業者による校歌「山脈浮かびて」斉唱


熟年組みによる校歌「赤山健児」斉唱

ココをクリックすると年代別に撮った写真をご覧になれます。


報告(東京双松会事務局)